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■太陽光と紫外線
私たちに降り注ぐ太陽光線は大きく、赤外線、可視光線、そして紫外線の3つに分類されます。 熱的な作用を持つ赤外線に対し、紫外線は化学的な作用を持っています。 そのため、紫外線は化学線とも呼ばれています。 また紫外線自身も波長によって、UV-A、UV-B、UV-Cの3つに分類され、その作用も異なります。
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名称/波長
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人体への影響 |
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UV-A(400〜315nm)
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日焼けを起こすことはありませんが、皮膚の奥に浸透します。 細胞機能を活性化させる反面、皮膚の加齢促進(シワ・シミ)、などに影響を及ぼすといわれる光線です。 |
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UV-B(315〜280nm)
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DNAレベルでの突然変異を引き起こす危険性のある光線です。皮膚ガンの発症、白内障・紫外眼炎といった目への影響が懸念されています。
(オゾンホール・オゾン層の破壊が懸念される大きな理由の一つです。) |
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UV-C(280nm未満)
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強い殺菌作用があり、生物に対する危険性が最も高い光線ですが、大気層(オゾン層や空気中の酸素分子等)に完全に遮られ、地表に届きません。 |
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■紫外線と人体への影響
紫外線の化学的な作用として、ビタミンDの生成や新陳代謝の促進など、人体に有益な効果をもたらす反面、長時間に渡り浴び続けると皮膚・目・免疫系に急性もしくは慢性の疾患を引き起こす可能性があります。 |
■成層圏のオゾン層が1%減少し、 紫外線が増加した場合の健康被害シミュレーション
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症状
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現在の状況
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オゾン層が1%減少した場合
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皮膚ガン 悪性黒色腫
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現在の発生率(%)
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2%上昇
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その他の皮膚ガン
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年間50万人発症
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年間1.6万人上昇
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白内障 |
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失明者1700万人(年間) 内紫外線が原因と考えられるもの20%(340万人)
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10〜15万人(年間)上昇
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■インテリアの素材の褐色劣化
家具や畳、床などインテリアの素材が褪色劣化(日焼けなど)は、紫外線が原因だと思われがちですが、実は大きく分類すると可視光線・日射熱、そして紫外線が挙げられます。 この内、紫外線が占める割合は約40%と言われています。
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■LGフィルムのUVカット効果
弊社のLGフィルムには全て紫外線/UVカット効果(95〜99%)があります。 LGフィルムを貼ることで紫外線が屋内に侵入するのを防ぎ、紫外線による人体への影響を予防し、家具等のインテリアの退色劣化を軽減できます。
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■新聞紙での簡易実験
新聞紙の一部にLG440を貼りつけ、直射日光のあたる場所に三日間放置した結果。
貼り付けた個所以外は退色したものの、LG440を貼った部分は退色しませんでした。
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■蛍光灯と紫外線・防虫効果
ご存じでしょうか? 実は蛍光灯からも紫外線が発生しているのです。 様々な虫が活発に活動する夏場、窓に張り付いていたり、屋内に入ってきたりします。 実はこの多くが、外に漏れる蛍光灯の紫外線に引き寄せられてくるのです。 つまり、UVカット効果のあるフィルムを貼ると外側から内側に入るUVはもちろん、 内側から外側に出ているUVもカットできるので、UVに寄って来る虫を防ぐことが出来ます。
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■More Info
肌への影響
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角質層
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肌の内部を紫外線から守るバリア的存在で、紫外線が強い夏場は特に厚くなります。
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しみ
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紫外線などの刺激を受けると、一度の刺激に対し約2週間メラニンがつくり続けられる。 細胞の生まれ変わる力が低下している場合、メラニンを含んだ細胞は外側に押し出されず残り“しみ”となってしまいます。 できたシミに更に紫外線が当たると色が黒くなります。
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しわ
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紫外線を浴びてお肌が炎症を起こすとコラーゲンが破壊されます。お肌にハリや弾力がなくなり、しわの前兆となります。
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乾燥 |
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皮脂の酸化による炎症でお肌がかさつき、乾燥につながります。
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眼への影響
通常、瞳に入る紫外線は、その多くが角膜で吸収され、波長によっては目の奥の水晶体や網膜にまで達することもあります。 目への紫外線の障害については、徐々に水晶体や網膜のダメージとなって蓄積し、目疾患や目の老化を促進させる原因の一つとなっています。
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